会社の設立準備③: 電子定款・登記書類の準備

マイクロ法人

会社設立のための法務局への登記書類の中に定款が含まれています。定款は、紙と電子(CD-R)の2種類ありますが、紙の定款の場合は、公証役場で認証を受ける必要があります。その認証には、収入印紙代として約4万円が必要です。一方で、電子の定款は、行政書士に認証代行(約5,000円)を支払うことで、公証役場でのその収入印紙代が不要(0円)となります。そのため、私は電子定款で準備することにいたしました。

作成方法電子定款紙定款
印紙代0円40,000円
代行手数料5,000円0円

電子定款・登記書類の作成は、freee会社設立MoneyFoward会社設立弥生のかんたん会社設立などのクラウド作成サービスがあります。私は、freee会社設立のサービスを利用いたしました。上述のクラウドサービスは、電子定款や登記書類の作成はもちろん、登記(会社設立)完了後の役所への書類の提出に関する情報も教えてくれるので、大変便利でした。

電子定款の作成には、法人の住所、資本金、決算期、事業内容の情報をクラウドサービスに入力すれば作成してくれます。事業内容に関しては、起業する業種を選択すれば、候補が表示されるので、その候補の中から選択すれば良い状態です。おおよそ5分から10分程度で、電子定款の作成が完了いたします。

電子定款の作成が完了すれば、ご利用のクラウドサービスを介して行政書士に認証代行料(約5,000円)を支払いを行って下さい。認証代行の依頼時に、印鑑証明書(個人)のアップロードが必要になります。この印鑑証明書は、法務局への提出する登記書類にも必要になるので、準備しておいて下さい。支払い完了日から5日以内に、定款電子署名作業が完了した定款ファイル(PDFファイル)がもらえます。その定款ファイルをCD-Rに書き込めば、定款の準備が完了いたします。CD-Rに書き込むための装置をお持ちでない場合は、CD-RドライブのあるPCが設置されている漫画喫茶などを利用されてはと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました